川縁で寝る。全部忘れる。

ねどこ(https://shindanmaker.com/509717)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

彼岸花が咲いていた。私は寝ていた。いいえ。寝た振りをしていた。水の音を覚えている。でも別の記憶と混同しているかも知れない。彼岸花が咲いていた。赤かった。いいえ。白かった。頭を撫でられていた。髪に差し込まれる指だけがこの世界で確かに思えた。水の音を覚えている。でも川なんて無かった。

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