すみれこさんは金星食のある夜、美しく生けられた花の前でよかれと思ってついた嘘の話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

教室中が金星食の噂で一杯だった。私は結婚した姉の家を訪ねて連絡くらいしなさいよと珈琲を出される。正面で姉が寛いでいるのに他人の家としか思えないことが淋しい。居間には水仙が美しく飾られていて何故か泣きたくなる。元気だったと問われて勿論と答える。姉は嘘だと当然に見抜いている。でも。

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