すみれこさんはスケートに行く約束が反故になった日、消えない影のある白い塀の前で握られた手が暖かくて気持ち悪かった話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

スケートリンクに着いた頃に着信に気付いて風邪を引いたと云われた。何度目の風邪だろう。約束を破られる度に心が冷たくなる。帰途。夜逃げした家の白い塀の前でふと手を握られる。無数の影が絡み合うように手を伸ばしているような錯覚を起こして振り返るけれど貴方は居ない。淋しくなって駆け出す。

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