すみれこさんは苺のショートケーキを運びながら、コンクリートでできた階段で故意に壊したものについての話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

外階段で二十二階まで行く。ショートケーキ一つを届けに。馬鹿みたいだけれど時給は悪くない。店長が初恋の人に似ていることも悪くない。息が白い。未だ十階だ。喋ってよとか笑ってよとか云われる度に努力した。私が私で居ることは悪だったから。ケーキの入った箱を頭の中で踏み潰す。早く会いたい。

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