すみれこさんは豪雨が降る12月の午前2時、水気が残るユニットバスの中で刑の宣告を受けたことがある話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

十二月。深夜。未だ乾いていない浴槽を横目で見ながら歯を磨く。ユニットバスを面白がる貴方はお嬢さまで私は貴方の誘拐犯だ。口を濯いでふふと笑う。昔。別のホテルで自由刑に処せられた。私は作家で貴方は新しい編集者だった。雨。貴方がテレビで映画を見ている。初めてよと振り返って笑う。

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