すみれこさんは忘れものにふと気がついた日、桟橋で気づいたきみの身体の些細な欠損についての話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

花で満たされた舟が月光の方に流れていく。浴衣を着た貴方が夏も終わるねと桟橋で云う。頷きながら貴方の小指の先が欠けていたことを思い出す。私と同じだから今日まで気付かなった。花で彩られた浴衣を脱いだら私達はまた同級生に戻るのだろう。明日には忘れているだろうかと貴方の裸足を踏む。

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