ツリーが飾られ始める頃からクリスマスが終わった後を考える子だった。父母が早くに他界したことも関係しているかも知れない。貴方も何時か居なくなる。事故。病気。普通に別れ話をして。アドベントカレンダーやスノードームを眺めながら貴方へのプレゼントを探す。クッキーなど形が残らないものの方が良いだろうか。それともブランケットのように長く使って誰から貰ったかも分からなくなるような何か。結局。グリーティングカードだけ買って雑貨屋を出る。小さな子供が両親に甘えるように歩いている。擦れ違う時に長女なんて嫌だったという声が耳に入る。ふと貴方に会いたくなって駅に向かう。