すみれこさんは紅葉が少しさかりを過ぎた頃、廃屋の白い布が掛けられたベッドの上で風が起こるしくみについてした話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

従姉の夢を見る。異国の血を感じさせる顔と少年のように細い体。廃屋の寝台に座ると引き寄せられて見詰められる。何で私がお前を贔屓するか分かると問われて幼子のように顔を振る。それはねという言葉は突風に揺れる木々の音で搔き消される。分かったと確認されて頷く。脅迫にも誘惑にも似ている。

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