すみれこさんはどうしようもなく憂鬱な気分になった夕方、ターミナル駅の連絡通路で耳打ちをされた話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

憂鬱は藍色だと貴方が囁く。失恋で憔悴している姿は愚かで可愛らしくて世話を焼きたくなる。自動販売機で買ったアイスクリームを食べながら混雑を眺める。私達と違って目的の有る人々は偶に貴方の美しさに気付いて不躾に見惚れる。私もそうだった。バニラアイスを舐めながら私の憂鬱は透明だと思う。

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