風呂で寝る。近づいてくる。

ねどこ(https://shindanmaker.com/509717)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

浴室でもう一時間は本を読んでいる。長くない小説の中で姫は何度も死に生まれ変わる。入水したり服毒したりする度に蝶や鳥や人魚に転生して恋人と同じ姿に生まれない。それでも姫は人の形に近付いていると歓喜する。或る夜は崖から身を投げて宝石として目覚める。ああ。硝子のように砕けるだろうか。

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