終電で寝る。似ていないふたつ。

ねどこ(https://shindanmaker.com/509717)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

客の疎らな車両で肩を寄せる。私達は一卵性双生児だ。でもそのことを私だけが宝石のように思っていて貴方は車窓の外の暗闇をずっと眺めている。私達は壊れた合せ鏡だ。好きと云えば睨まれて居てと告げれば離れられる。何を見ているのと訊けば貴方よと告げられる。その目には夜しか映していないのに。

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