すみれこさんは夜通しDVDを見た翌日の朝、実家に続く路地の裏でこんぺいとうを踏んで粉々に砕いてしまったことの話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

徹夜で映画を見た。何かが靴底で砕けてピンクの金平糖に気付く。退屈な映画だった。隣で鼻を啜る貴方はよほど繊細に作られているのだろうと恐る恐るティッシュボックスを渡した。花粉症と訊くとあははと笑ってまた泣き出した。嫌いだ。甘くて美しい菓子も弱くて優しい人も。その夜は夢で貴方を踏んだ。

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