すみれこさんは霜柱の立った朝、明らかに都市計画の失敗した町で天国のようだと思った話をしてください

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

国営放送が私達の街の破綻を告げている。淡々と。残された巨大な遊園地の真っ白な観覧車が天国のようだった。外に出て霜柱を踏む。さくさくという音が懐かしくて淋しい。観覧車はこの街の何処からも見えて住人を監視しているようだった。絶望とも虚無とも違う。日常がただ続いている。

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