すみれこさんはなにもかもがどうでもいいような気持ちの中、子供部屋で風で飛ばされていったものについての話をしてください。

さみしいなにかをかくための題(https://shindanmaker.com/595943)さんからお借りした言葉から生まれた物語。

両親の問題が深刻になった頃に未婚の叔母は私達を小さな客人として家に迎えてくれた。叔母が何の仕事をしていたのかさえ知らない。ただ扇風機を見ると思い出す。首を回した扇風機が書類を飛ばしてああと気の抜けた声を出す叔母の無防備な姿と何も起こらなかった朝や夜の神話のような気怠さを。

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